2000年にPlayStation 2が発売され、PCだけに留まらず 一般家庭にDVD再生環境が急速に広まったことで、アダルトビデオが大好きな男性にとって最大の転換点でした。
コンビニの棚を変えた「厚み」
DVD付録が標準化されると、雑誌の厚さが2倍、3倍になりましたよね。 コンビニの雑誌棚で、ゴムバンドでぐるぐる巻きにされた分厚い雑誌が並んでいる光景は、日本独特の文化だったと言えます。
- シュリンクラップ(ビニール包装)
- 付録落下防止のゴム留め これらは、いかに付録のDVDが「本体」に近い価値を持っていたかを物語っています。
DVD付録の爆発的普及
世の中、何て素晴らしい時代になったんだ!と 喜ばしい 懐かしい思い出です
- 2001年〜2003年頃: これまで「袋とじ」や「グラビア」がメインだった成人向け雑誌が、こぞってDVD付録に。
- 「サンプル」から「メインコンテンツ」へ: 最初は数分〜10分程度のダイジェスト(サンプル)でしたが、競争が激化するにつれ、収録時間は30分、60分、最終的には4時間〜8時間といった長尺のDVDが付録になるのが当たり前という、現在に近いスタイルに変わる。
なぜ サンプルCD/DVD だったのか
雑誌側とメーカー側の双方にメリット
- メーカー側: 新作のプロモーションとして、数分の映像を見せることで本編(単品DVD)の購入に繋げたいという狙い。
- 雑誌側: インターネットがまだダイヤルアップやISDNだった時代、動画を所有・鑑賞する手段はパッケージメディアしかなく、付録DVDは強力な購入動機になっていた。
歴史的な象徴
当時を象徴する雑誌としては、『ビデオボーイ』『増刊大衆』『劇画等のコミック誌』などが、この付録文化を牽引していた。特に2000年代半ばのコンビニの雑誌コーナーは、分厚いDVDケースを挟んだ雑誌が棚を占拠するという、独特の光景が見られました。
4. 2010年代以降:ネット配信への移行
2010年代に入り、スマートフォンの普及と高速通信(4G/LTE)の整備、そして動画配信サイト(DMMなど)の台頭により、物理メディアとしての付録は徐々に役割を終えた。
- 現在は、DVD付録も継続されていますが、誌面に印刷された「QRコード」や「シリアルコード」**を入力して、スマホでストリーミング視聴する形式が主流となっています。