メディアの変化

8mmフィルム

1912~1926年  いつの時代にも性的欲求は世に はびこっていた 大正時代

性的・猥褻な欲求は この頃、初めて映像作品として短編で製作・複写・所持・上映が容易だった8mm・16mmフィルムで存在し 多くは風紀・治安の非合法であり摘発の対象だった

 この様な 密かな いかがわしい映像作品*(現在のポルノ)は、 ブルーフィルム(Blue Film)と呼ばれ 温泉宿・料亭・個人宅で 好事家に向けて小規模で秘密の上映会が盛んに行われる等 非合法の文化として存在していた。

 この頃の時代文化を 1916年 永井荷風の小説『腕くらべ』の中で書かれていた

 ~1952年 浅草・吉原周辺には常設上映場が複数存在し、摘発を受けながら素人・プロが製作され 高い芸術作品も存在していた。 

 1956年 1952年~ 朝鮮戦争特需景気と共に全盛期を迎えていた

 映画・文学者 三島由紀夫・永井荷風 等も この世界に魅了され 現在は文化史・映画史の資料とされている様に 美の芸術と猥褻は まさに紙一重の存在だったのでしょうか

 

ブルーフィルムからピンク映画へ

 1962年 《肉体の市場》(小林悟監督・大蔵貢制作)*ピンク映画と呼ばれた作品から  1965年《壁の中の秘事》(若松孝二監督作)は後にベルリン国際映画祭に出品、国際的に注目され、1968年 東映『徳川女系図』に続き 大映日活松竹 が制作。 *ピンク映画 – 当時新聞記事で性描写映画に対して『桃色:ピンク』と表現

 1969年 デンマークがポルノを合法から西洋で次々と規制解禁され 1970年代は ❝ポルノ映画❞ として世界中に広がり 日本でも この頃から ピンクを ❝ポルノ❞ と呼ぶ。

 1970年代 ビデオデッキ、ビデオテープが普及し ブルーフィルムは 急速に減少。 同時期に 暴力団員を中心としたブローカーが、1960年代に10万巻におよぶ作品を製作・複製・販売したとされ摘発されていた。 しかしこのブルーフィルムは 世間では ❝裏ビデオ❞ と呼ばれて存在している

 1974年 日活ロマンポルノ事件

 1980年 性表現の自由・芸術性、文化的現象の才能ある映画監督や俳優陣は 業界から映画へ変化 高橋伴明・井筒和幸・滝田洋二郎 等

 アダルトビデオ・映倫規制が現れ 1980年代以降、ピンク市場 縮小。

映画館~アダルトビデオへ

ピンク映画館の歴史

 1951年、台東区上野公園2丁目14番地に東映の封切館、大蔵映画株式会社が運営で始まった上野オークラ劇場 *東京都台東区上野。 成人映画を製作する大蔵直営の成人映画専門の映画館は当時、日本一のピンク映画館とも呼ばれ、1962年に日本製ピンク映画の初作品『肉体の市場』配給。

 1975年Sonyβmax *ベータマックス 発売、翌年Victor が VHS発売によって 急速な家庭用ビデオの普及が進み 映画館離れに拍車がかかった

アダルトビデオ

1981年5月 家庭用ビデオデッキが普及し 市販ビデオも増える世間。 ついに日本初のAV

『ビニ本の女・秘奥覗き』、『OLワレメ白書・熟した秘園』 (日本ビデオ映像)等が発売。

1982年 小路谷秀樹監督が ❝ アダルトビデオ ❞という造形語を流行らせ 宇宙企画の初期人気作品を多数作り上げ『女子高生素人生撮りシリーズ 美知子の恥じらいノート』、『実験SEXデート』等の作品で「ドキュメントもの」と呼ばれるものが大半を占めた。 

『ドキュメント ザ・オナニー』シリーズの第一弾『主婦斎藤京子の場合』が8万本を売り上げ、アダルトビデオブームが起こした。

アダルトビデオという造語を創出した小路谷秀樹は宇宙企画の初期人気作品を多数作り上げた監督の一人で、1982年の『女子高生素人生撮りシリーズ 美知子の恥じらいノート』や『SM体験 早見純子の場合』『実験SEXデート』などの作品を世に送り出してヒットさせ、アダルトビデオ市場は「ドキュメントもの」と呼ばれる作品が大半を占めていた

1983年:ビデオカタログにはAVメーカーが90社以上に増加し、爆発的な市場に。

 同年 11月にレンタルに関する法整備がなされ 大阪でTSUTAYAが日本発のレンタルビデオ店を開店、AVが貸し出される

 80年代末 法整備で映画業界の取り締まりを強化。 非正規レンタル店舗は激減し 逆向でレンタル作品は増加したが、料金は劇的な下落。 90年代に入ると非正規店は ほぼ消滅、 ローカル零細チェーン店が全国にひしめいていた。 

 90年代後半になると 大手レンタルビデオ店がフランチャイズで全国展開、TSUTAYA等の大規模フランチャイズが拡大。 まだビデオ鑑賞が安価な娯楽として大きな地位を占めていたため、90年代はビデオレンタル業界が最も活気づいていた。

アナログからデジタルへ

2000年代 21世紀初頭には レンタルビデオは薄利多売となり、ローカルチェーン等・零細事業者は次々と撤退。 それをカバーするかの様に 大手レンタルチェーン店が急拡大した。

 時代は メディア媒体を 磁気アナログデータ ” テープ ” から 光デジタルディスク “DVD*Digital Versatile Disc“へ 変化、更に零細事業者を追い込む。

 VHS と β で ユーザーには 対立的な VHS派 vs β派 と論争があった時代が懐かしい。

 ビデオテープは巻き戻して返却がセオリーでした。ビデオデッキのヘッドが古くなったり 結露なんてしたら テープが巻き付いて取り出せない!なんて地獄を見た事もありました

 当時のレンタルビデオ 確か一本 ¥500、セルビデオは ¥14,800.-位だった気がします

 庶民は 過去のビデオテープコレクションを手放し、改めてDVDで揃え始める時代に。

 このメディアシフトにより更に多くのレンタル零細業者が撤退に追い込まれる。

 PlayStation 2が普及し 単なるゲーム機ではない 兼 DVDプレイヤーとしての利用価値が またもやデジタルディスク利用者増加に繋がった。

 DVDは省スペース。データは非接触式、再生劣化が難く高音質・高画質。 音声・字幕は吹替・二か国語共に簡易切替で 音声字幕別の在庫を持つ必要がない、当時はとても画期的なモノに 皆が大きな感動を得てました。 

高速データ通信の普及

2010年代 インターネットの通信速度は 銅線の DSL:1.5〜50Mbps から光回線 (FTTH ):1〜10Gbpsと 劇的な進歩で端末に映像・音声が配給される事で 物理メディアを扱うレンタル業の価値を問われる時代に。

 とはいえ 誰もが即 簡易的にシフト出来る訳もなく 徐々に押されていく大手レンタル各社はネット注文・郵送で販売・レンタルシステムを導入、試行錯誤の末にも、確実にレンタル業は斜陽化していた。

2020年代 娯楽はネット経由で楽しむことが一般的となり DVD等の物理メディア自体が急速に廃れ まさかのDVD等までも レンタル業はほぼ消滅しかけている。

月額見放題 見放題+単品販売 VR対応 など、多様性に優れたサブスクリプションが主流。


サブスクの現代

  サブスクリプション:通称サブスクとは月額や年額の定額料金を支払うことで、一定期間または生涯 商品やサービスを利用できる【所有】ではなく【利用権】を購入するビジネスモデル。

 AV動画を低コストで 最新サービスを試せるメリットがあります。 

主なメリット・デメリット

  • メリット: 低価格で多機能なサービスを利用できる、定額で家計管理がしやすい、モノを所有・処分する手間がない。 *家族に隠蔽出来ないアダルトDVDライブラリのハードウェアは不要に
  • デメリット: 利用しなくても固定費がかかる、長期利用では購入より割高になる、解約後はコンテンツが手元に残らない。

 FANZAがアダルトビデオ サブスク業界 最先端で 最王手 最大規模です 嬉しいことに 旧作女優さんもそれなりに揃い 中古品等の旧作DVDもあります

 しかし 過去の旧作は 需要が無ければ サブスクからも消え VHSも DVDも消失。

 だから今 この世から消えかけてく過去の美女を メディアを通して テープからDVDへ変換するか 中古市場でもDVDを探してコレクションするのか 時間は無いのです!

 過去の美女を発掘する時間は有限。 急ぎましょう!

VR ヴァーチャルリアリティなAV

2016年 遂に サブスク配信で AVのVR動画初めて配信され、VR動画の需要が増加、2020年には 約8,000本のVR作品がリリースされる

2023年 CGAV女優が VR作品でデビュー

果たして アナタは CG女優で満たされるのでしょうか



仮想現実 VRの世界

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